シンガポール戦メンバーが発表されました。
ジーコ記者会見全文を読んで想像。
W杯予選は一次リーグ突破が決まっていることもあって、
リーグ戦たけなわのこの時期、代表の控え選手を含めた大半の
選手に休養を与えた方がよい、とジーコは考えていた?
(クラブ側に対する配慮をしたつもりだった?)
シンガポール戦、もちろんブザマに負けるなどといったことは論外
として、功労者(と呼ばれる人)中心のチームで十分勝てると踏ん
でいて、その招集は皆に歓迎されるだろうと思っていた。
ところが予想外にクラブ側から功労者選出に対して反発が起きた。
(ジーコ) 「え ?なんで ?すっごくいい考えじゃない ?」
そしてもちろん控え選手達が試合に出たいと思っていたことに、
ジーコはまったく想いを巡らせることはできていなかった。
(ブラジルに帰国していて距離的に意思の疎通を欠くことに
なってしまったうんぬんは、どう考えても後付けでしょう。)
もしかしたら中澤が語ったこと(今まで代表を支えてきた
サブのメンバーを使って欲しいという話)が、鈴木通訳の胸を
強く打ち、そしてその助言が効いたということはあるかも。
鈴木通訳の助言を考慮に入れ、選手の意見を取り入れて
考えを変えた、という形で18人の選考を決めたということにした。
結局は各方面との調整をとった結果である、
ということではないでしょうか?
反発したクラブというのは、
「うちの選手をつかえ!」
という意味で反発したのか?
それとも
「うちの選手をつかってくれるな!」
という意味で反発したのか?
伝え聞くところでは、
これからの代表の強化になり得る人選をして欲しいという
要望による反発だったということでしたけれど。
しかしその要望はほとんど受け入れられはしなかった訳ですね。
大久保も前に選ばれた経験があったことだし、
今回は新しい選手を試す、という考えは全くないというジーコの
方針は徹底的に貫かれたわけですね。
全部に新しい選手を試す必要はないだろうけれど、
懸案のサイドのバックアップを何人か試してみる、とかいう
少しくらいの新しい試みがあってもいいのに、
ジーコって柔軟だったり頑なだったり。
監督としてのジーコとのつきあいももう二年以上になるわけで、
否が応でもそのやり方とか信念とか、そういうものの傾向は
わかってきました。
初期の頃にくらべると首を捻るようなことはなくなってきましたね。
予想の範囲内で、事は起こる。
茶野の名前が無かった時はうそーっ!て思いましたが、
怪我だそうで、会見でもそのことに言及していましたのでほっとしました。
今回の騒動に巻き込まれてしまった選手たちがうけたとばっちりが
なんだかやるせない。ジーコもそのことについて心を痛めているでしょう。
「そんなつもりじゃなかったのに……」ってね。
恒例のスタメンはすでに出てます。
土肥、加地、松田、宮本、三浦、遠藤、中田浩、藤田、小笠原、本山、玉田。
相変わらず 早っ!!!
最後にAFCのレターについてジーコの冴えた文句。
ジーコ 実際にAFCからレターがあったということで、
自分が最初に思ったのは、どの権限でAFCは実際に選ぶ監督である
私に対して、そういうことが言えるのかと。もし監督をやりたいなら、
AFCの職務を投げ打って、ここに来て日本の監督になったらいいん
じゃないか、と思いました。
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それなら功労者選抜も想い通りにやっちゃえばよかったのに!
と、わたしは思いましたね。
ジーコも微妙にバランス感覚がありすぎるのかも。
例の人だったら、「監督であるわたしに口出しするな!」とか
って真っ赤になって怒ったり、キャプテンマークを川淵さんに
巻いたりしてたかな、わっはっは(笑)。(お元気かしら……)
シンガポール戦は土肥に期待。(ものすごくヒマかもしれないが……)
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